「反応しない練習」

 

shugyou-nikki.hatenablog.com

 

 

前々回の記事で、最後にちょろっと1冊の本を紹介しました。

 

 

様々な感情や欲望、過度な競争などの刺激で溢れるこの世の中に対し生きづらさを感じている方にお勧めの1冊です。

 

本書は、ブッダの教えを現代社会に即した形へ落とし込んだものとなっています。僧侶の方が書いた本ですが、内容に宗教色はなく、社会を生き抜くための秘訣が非常にわかりやすく書かれています。マインドフルネス(ヴィパッサナー瞑想)の考え方・やり方も書かれていますし、ブッダの教えをベースに悩み・苦しみを解消していき納得のいく人生にしていこうといった内容になっています。

 

これはWAIS-Ⅲの結果説明のときに臨床心理士の方から聞いた話なのですが、今、マインドフルネスは精神医学の分野で注目を集めており、セミナー等が開催されるといつも満席になっているそうです。単にインターネット上で流行っているわけではなく、専門家たちの間でも注目度が高いのですね。

 

この本を読んで気づいたのは、私が好きなことのいくつかはヴィパッサナー瞑想に通じているな、ということです。山歩き、筋トレ、ボウリング、お絵描きなどがそうです。筋トレやボウリングは、1人の世界に没入して、体の感覚に神経を注ぎ、毎回なるべく同じ動作で精度を高めていくものですし、お絵描きは、手本や自分自身が持つイメージを参照しながら一心不乱に手を動かすものです。結果的にこれらは外界からの刺激や自分の中にある雑念をシャットアウトし、自身の感覚に意識を集中しているということになります。そういう意味でヴィパッサナー瞑想に通じるものがあると私は感じています。山歩きに関しては言うまでもないですね。日本でも古来から「修験道」というものがあり、ひたすらに山中を歩き自然の中で感覚を研ぎ澄ませること(抖櫢)は修行の基本です。

 

欲を持たず、競争に乗らず、ただ1人歩む。心穏やかに自分自身の道を進んでいくことが、私にとっての幸せへと繋がっていくのではないかと考えています。